富士五湖紅葉の旅 第5話【紅葉回廊編】
富士五湖で意地でも紅葉を探せ!の旅、第5話です。
デジタル一眼αレンズを5本も持ち歩き、なんとか新発売のレンズの作例写真を撮影すべく、富士五湖周辺で紅葉狩りをしようとしていたのですが、ちょっと時期が早く、まっかな紅葉が見つけられない上、天気も予定以上に曇ってしまい富士山を写すこともできず、結局夜を迎えてしまったところまでが前回のあらすじ。
いよいよ1日目の夜のお話に突入です。
さて、まずは腹ごしらえ。お楽しみのひとつにしていた(って、なんかしょぼい話ですみません)、ホテルのバイキング料理をこんなに食えるのか!?ってくらい持って来つつ、お腹いっぱいに堪能。
ホテルのパンフレットをみると、内容的にもっと豪華に見えたんですが、まぁ、こんなものなのかな? 出店みたいな感じでお寿司とかしゃぶしゃぶとかも用意されていたんですが、どうやら外国からのお客さんも多いみたいで、日本食にパワーが集中している感じでした。
ちなみに一番おいしかったのが「そば」だったりしました。。。四国からこっち、うどんに凝ってしまって、麺と言えばうどんばかり食べていたので、久々に食べたおそばがスゴく美味しかった。。。です。(^_^;)
で、食事が終わったら、チェックポイント5の「紅葉回廊」に出発。河口湖のどこに行ってもこのポスターが貼ってあるんですが、要は小川沿いにもみじの木をズラッと並べたところがあり、そこを期間限定でライトアップし、毎日お祭りをしている、というイベント。
ポスターで見る限り、ものすごい紅葉しているし、2年前に長瀞の紅葉ライトアップに行ったことがあり、その時は猛烈に感動したので、それを味わいに来たのですが。。。
まずは出店を物色。地域の特産品をはじめ、ほうとうを食べさせてくれるお店とかいろんなものが出ているんですが、しまった。バイキングでお腹いっぱいです。何も食べる気がしません。
ということで、そのまま、お楽しみの「紅葉回廊」のもみじライトアップを散策します。今回は4枚のベストショットを掲載。
「SAL1118」絞り値F5.6 シャッタースピード1/1.3秒 焦点距離11mm
ベストショット4枚なんていうと聞こえが良いんですが、要は手ブレしなかったカットがこれくらいしかなかったって感じです。
これはお祭り会場から、紅葉回廊の土手を見上げたところ。紅葉回廊自体は200mくらいのもので、それほど長い回廊ではありません。紅葉していれば、昼間来ても良かったかもしれません。
それにしても、こういう状況説明のための写真とかって、11mm(35mm版換算で16.5mm)の超広角レンズが本当に威力を発揮してくれます。腕が無くて、なかなか超広角レンズでの写真作品が撮れないんですが(苦手というか、自分で納得のいく写真がなかなか撮れません)、このレンズも今回、ポイント、ポイントでほんと、重宝しまくっています。
ワイドズームレンズ(DT 11-18mm F4.5-5.6)「SAL1118」販売価格71,400円
「SAL85F14Z」絞り値F1.4 シャッタースピード1/25秒 焦点距離85mm
それと、相変わらずなんか撮るっていうと、カールツァイスばかり使ってしまうんですが、夜景をとってもこの立体感。
「SAL85F14Z」絞り値F1.4 シャッタースピード1/100秒 焦点距離85mm
STFレンズも使いたかったんですが、さすがに焦点距離が135mmのレンズで手持ちだとブレが止められず、断念しています。
Planner T* 単焦点レンズ(Planar T* 85mm F1.4 ZA)「SAL85F14Z」販売価格170,100円
「SAL28F28」絞り値F2.8 シャッタースピード1/15秒 焦点距離28mm
まぁ、見ての通り、ここもあまり紅葉していないんです。ホテルの方に聞いたときも「あと1週間だねぇ」なんて言われたんですが、確かに、2年前の長瀞ライトアップの時とは寒さが全然違います。
長瀞の時はしっかり防寒していったにもかかわらず、寒くてどうしようもなかったんですが、今回はあったかいんですよ。
ちなみにこの夜間撮影時も最終的に一番使ったのが28mm単焦点レンズ。絞り解放のF1.4にしておけば、シャッタースピードがかなり稼げるので、スナップ撮影にはやはり、このレンズ重宝ものです。
単焦点レンズ(28mm F2.8)「SAL28F28」販売価格29,400円
まぁ、あまり大した写真が撮れなかったんですが、これは原因があります。
私はいつも旅に出るとなにかしらひとつ、忘れ物をしてきてしまうんですが、今回もやってしまいました。。。三脚を忘れてしまったんです。
さしもの手ブレ補正機能付きの「α100」なんですが、こうした夜景での撮影だと手持ちでは限界があります。なんとか工夫してカメラを固定しながら、撮れたかな?というのが上記の4枚でした。私は絶対にプロのカメラマンにはなれませんね。。。
締めくくりは花火でした。お花畑があるんですが、その畑の中での花火大会。夜の8時から行っているそうです。
最後はこんな花火も見られたし、それなりに楽しいイベントではあったんですが、うーん、忘れ物と時期をやはり無理してでもあと1週間づらすべきだったなぁ、と反省するばかりだったのでした。
なぁんて、ことでホテルに帰って、いくら暖かい夜だったとはいえ、多少体が冷えてしまったので、再度お風呂に入って、ビールと水割りをいただきつつ、明日こそ、天気が回復して富士山を見られることを夢見てベッドに入るのでした。
今週末こそ富士五湖あたりは紅葉の見頃ですよ! この旅のプランとかも参考にしてください!なんて行ってスタートした富士五湖紅葉の旅のblog連載なんですが、結局週末までに連載が終わりませんでした。
あるが
2006年11月10日 @ AM 9:29
SAL85F14Zの紅葉を撮った写真の発色の凄いこと!
こんなのを見てしまうと、値段を忘れて欲しくなりますね。
もっとも、その前にα100本体を、っとっと。
今回の連載も毎日楽しみに拝見していま~す♪
店員佐藤
2006年11月10日 @ AM 10:59
♪あるがさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございます。m(_ _)m
SAL85F14Zの写真は絞り優先で絞り数値だけ指定して
あとは全部初期設定のままで撮影しています。三脚を
忘れなければ、もっとスゴイのが撮れたんですけどねぇ。。。(T_T)
サイバーショットではさすがにこういう写真は撮れませんので
これでも満足している自分がいたりはするんですが。
旅レポート連載。こうしてバラして写真選びをしていると
撮ってきた写真の分析も細かくできるので、時間はかかる
のですが、写真遊びのひとつだと思います。今回の旅で
α100の写真が500枚、T50の写真が200枚ほどありますが
blogを書きながら整理している感じです。
長いエントリー連発になってしまい、ご覧いただく皆様、
おつきあいいただいている皆様には申し訳ないなぁと
思いつつも、是非、続きにもおつきあいくださいませ。
写真レポートはここまでで、次回からは旅の紹介が
中心に切り替わります。
かつぽん
2006年11月10日 @ PM 12:52
でも1/15とかでもちゃ~んと止まってるじゃないですか。
やっぱαの手振れ補正、凄いですよ!!!!
店員佐藤
2006年11月10日 @ PM 4:28
♪かつぽんさん、こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
28mmの絞り開放だと、よっぽど暗いところでない限りは
かなり普通に撮影ができてしまうかもしれません。
これ1本あれば、通常のスナップに関してはまるっきり
OKですね。
K
2006年11月11日 @ AM 1:02
おじゃまします
夜の紅葉も良い感じですね。サスガに明るいレンズの余裕を感じます。私も撮りに行きたいなあ(^^)。
店員佐藤
2006年11月11日 @ AM 7:14
♪Kさん、おはようございます。
コメント、ありがとうございました!!
紅葉のライトアップは調べてみるとあちこちで開催されて
いるみたいですね。明るいレンズをもってしても、やはり
手持ちではちょっと厳しすぎて、手ブレ写真もいっぱいです。
もう一度、三脚を忘れずに持っていて再チャレンジしたいです。